中国医学では人間の体内には「気」という生体エネルギーが流れていて、その流れが滞り、バランスが崩れると病気になると考えられています。
太極拳などの柔拳は、体の内側から気の流れを調整し、本来あるべき健康な状態に戻すことができます。(地曳寛子著「太極拳ーカラダも心も美しくなる」日本文芸社より)
太極拳についての医学的な研究で効果がある、あるいはその可能性が示されたものは非常に多く、予防的、リハビリ的に役立てることができます。
また記憶力増強や、副交感神経系の活性化やセロトニンの分泌増加等によると思われる精神的安定が得られるともいわれています。
現在流行中の新型コロナウイルスへの対抗策は、個々の免疫力を上げることです。太極拳のような低姿勢によってじっくりと体に負荷をかけていく運動と深い呼吸によるリラクゼーションによって副交感神経の機能が高まり、自律神経のバランスが整うことが期待できます。
ステイホームでなまりがちな身体をゆるめ、余計な不安を取り除き、免疫力を高めましょう。
当会会員の体験談
10代・男性
「何か運動をと思っていたときに、親の紹介で始めました。太極拳はやればやるほど奥が深いのが魅力です。身体が柔軟になり、足腰も強くなりました」
30代・男性
「ひどい肩こりがなくなり、職業や年齢の異なる人と知り合いになれました」
30代・男性
「肩こりが軽くなり、偏頭痛もなくなりました」
40代・男性
「20代の頃より今の方が身体が動くのは太極拳のおかげだと実感しています。仕事中のけがも減りました。今後は基本動作の精度を高め、長期に継続していきたいです」
50代・男性
「続けるうちに対人面にゆとりができ、精神的に鷹揚になった気がします」
代表者の深沢は心理カウンセラーですが、これまで太極拳や気功法を多くの精神に病を持つ方や糖尿病の患者さん、ガン患者さんなどに伝えてきました。「リラックスできた」「体が温かくなった」「安定感が出てきた」「怒らなくなった」等の体験をご報告いただいています。
太極拳や武術によって、心の安定や不安に打ち克つ強さを得ることができると実感しています。
また仲間との稽古をとおして、社会性や共感性も磨くこともできます。